私が受けた公務員試験の適性検査の内容と対策

今回は私が受けた公務員試験の適性検査について、その内容と対策を記していきます。

 

 

公務員試験の適性検査は対策していないと焦る!

私の場合は適性検査について対策はしていませんでした。

それは、適性検査という存在を知っていたのですが、対策することをすっかり忘れていたからです。

なので、最初に適性検査を受けた時はかなり焦りました!

 

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試験当日の私の様子

「そういえば、適性検査もあったんだった・・・・・・」

「対策してないから、どんな試験かも分からない・・・」

「だ、大丈夫だろうか(´;ω;`)」

試験後の私の様子

「問題は簡単だったけど、慣れてないから、解答数が少なかったかもしれない」

 

こんな感じだったので、これから受ける皆さんには対策をしてほしいと思います。

対策をしていない場合は上記のように

  • どんな問題がでるかわからず不安になる
  • 慣れてないので問題を解くスピードが上がらない

という事態が起きます。

 

対策本もあるので、そちらを見るのが一番ですが、まずは私が受けた適性検査の問題を紹介しておきます。

また内容紹介のあとに、対策も述べていきます。

 

適性検査の種類と内容

① クレペリン検査

クレペリン検査は羅列されている数字が書かれた検査用紙が配られます。

隣り合った数字を足しては答えを書き、足しては書くを繰り返す検査です。

1349と書かれていれば、隣り合った数字を足していくので、1+3=4、3+4=7、4+9=13ですが答えが10以上の時は1桁目だけを記入するので、4+9=3となります。

検査の詳細はクレペリン検査を実施しているSKK㈱のホームページをご覧頂くと、実際の用紙や解答の記入の仕方などを知ることができます。

http://www.skk-jp.com/service/skk.php

 また、クレペリン検査によって、どんな評価・分析をしているか紹介されたページもあるので、そちらのSKK㈱のページも参考までに載せておきます。

http://www.skk-jp.com/s-tat/use/

 

② 事務能力検査(3種類の問題を試験)

a)文章の間違いを探す問題

例題: 1 私は公務員試験 / 2 を受ける予定です

    1 私は功務員試験 / 2 を受ける予定です

答え: この例題では1の公と功という文字が違うため、1が答えです。

 

b)計算問題

b-1:2つの計算問題が書いてあり、答えの大きい方の1桁目をマークします。

例題: ❶ 28+14-7 / ❷ 24-5+2

答え: ❶35で❷21なため、❶が正解です。

    マークシートは35の1桁目である5をマークします。

b-2:2つの計算問題が書いてあり、その答え同士を引き算した時の1桁目をマーク。

例題: ❶ 28+14-7 / ❷ 24-5+2

答え: ❶35-❷21=14 であるため、4が答えです。

※実際の試験ではb-1かb-2のどちらか一方になります。

 

c)図形問題

図形が6個ならんでおり、一番左の図形と一致する図形を探す問題。

かなり極端になりますが、例題を載せます。

例題: 〇 / 1△ ・ 2◇ ・ 3☒ ・ 4〇 ・ 5✖

答え: もちろん4が正解です。

実際には同じような図形が並んでおり、図形を回転させると同じになるものが

1つあるという問題形式です。

 

➂ 性格検査

ある検査では数多くの設問があり、「はい」「どちらかというとはい」「どちらかというといいえ」「いいえ」から選びました。

また、別の検査では「はい」「どちらでもない」「いいえ」から選ぶ問題でした。

 

問題例としては、「計画を立ててから行動するのが好きだ」や「ミスをいつまでも忘れることができない」などです。

こういった、普段の自分の考えや行動を聞かれる問題がたくさん出てきます。

事前に答えを決める必要はないですが、一つの性格試験で同じ意味合いの質問をされることが多々あるので、矛盾した回答にならないように注意した方が良いかと思います。

 

適性検査の対策

以上が私が受けてきた適性検査の内容です。

試験の内容自体は簡単なものばかりですし、問題を解き始める前に、問題の内容や解答方法について十分な説明もしてもらえます。

ですので、力を入れた対策は必要ありませんが、冒頭で説明したように、問題のことを知って慣れておくことは必要だと思います。

 

下記の参考書は10パターンの適性試験の問題を掲載しています。

試験直前に各パターン5問ずつくらい解いておくと、本番への対策は万全だと思います。

問題自体は1問解くのに30秒もかからないため、それほど負担になりませんので、実践してみてください。

ただ、解いてみて、どうしても苦手なものがあれば、そこだけは掲載された問題を全て解いてみましょう。

私の場合は図形問題が苦手だったので、たくさん解いておけばよかったと後悔しています。

以上、「私が受けた公務員試験の適性検査の内容と対策」でした。